Re time Re smile Project チームの一員、古川信一くんの想い.

Re time Re smile Project

チームの一員、古川信一くんの想い.


僕が建築というものを学び始めたのは高校時代、
工業高校に入学したのがきっかけです。

しかし、工業高校を選んだ理由がとても曖昧で、
ただ単に家からある程度距離があって勉強をしなくても入れる、

そしてすぐ就職出来るからという理由だけで入学し、

祖父が建築関係で働いていたからという理由だけで建築を選びました。

その後、高校三年になり進路を決める際に

その頃は不況で就職難だったのと

大卒の方が給料がいいということを知り、

また安易な考えで九州産業大学の工学部建築学科に入学しました。

1年生の時は、高校同様なんとなく授業を受けているだけでした。

しかし、2年生の時から教職の授業を受け始め、その夏に転機が訪れました。

夏休みに大学のオープンキャンパスで教職を取っている建築学科の学生で

建築というものを高校生に紹介するためにプロジェクトを組み、

模擬授業を行なうことになりました。

何をどう教えるか、
どうすれば高校生に授業を楽しんでもらえて建築に興味を持ってもらえるか、

教材作りなどでオープンキャンパスの前はほぼ徹夜で考え

オープンキャンパス当日は好評で大学の先生方からも褒めていただきました。

そして、その教材を文科省が開いている教材コンペで特別賞を頂き、

他県の高校、中学校からもオファーがきて模擬授業を行なってきました。

その中でも、京都のある高校で模 擬授業を行なった際に、
授業後女子生徒が僕に声をかけてきて

「私は、建築やデザインに興味があって建築系のある大学に進みたかったけど

親に反対されていました。

ある日、建築学科の大学生の授業があることを知り、
受けてみて面白くなかったらきっぱりあきらめようと思っていたけど

益々興味がわいてきて絶対に建築の分野に 進みたいと思います」

と言われました。

金閣寺.jpg

その時初めて、

この模擬授業でも学生達の進路を選ぶターニングポイントになっていることを

グッと感じました。

この出来事以来、

僕は高校の教師になり、
学生達の進路の手助けが出来るような授業を行い
学生たちの人生という名の名脇役になりたいと考えるようになりました。

そして今、
4年生になり卒業研究という大学生活の集大成となる建築に関する研究をする
という授業があり、何をしようか迷っていました。

今年の教員採用試験は落ちてしまったけど、

将来は高校教師になりたいのだから建築に関する授業を行い、

それを論文にしようと考えました。

しかし、テーマが決まっていません。

その頃、就職 活動も行なっていて
リフォーム業というものに惹かれていて

「そうだ!リフォームの授業をしよう!」と考え
リフォームの授業計画、実践をしての評価を論文に纏めることにしました。

授業内容や、どう授業を進めていくかは徐々に決まっていき、

実践授業をすることに決めましたが
その授業を行なう場所が見つかりませんでした。

最初は、
学内の一室を用いて行なうつもりでしたが

なかなかいい返事がもらえず途方にくれていました。

そんなある日、

同じ研究室の友達から

「オープンデスクに行かせて もらってる建築士の人が
リフォームの仕事があって学生に
手伝って欲しいって言ってるけどお前やる?」と言われ

即二つ返事で「やる!」と返事をし、

後日建築士の方と会って話をすることになりました。

それが建築士、宮城雅子さんとの初めての出会いでした。

僕は、
シャイでなかなか初対面の方とは緊張して話が出来ないのですが、

宮城さんとは同郷であることを知ったのと

宮城さんがたくさん話をしてくれたおかげで

自分の授業内容、授業に対する思いを伝えると

僕の思いを感じ取ってくれた宮城さんは

僕の授業で場所を提供してくれることになり、

セイワビルさんのプロジェクトメンバーに

僕も参加させてもらえるようになりました。

セイワビルさんのプロジェクトメンバーの方々と出会い、

初めて本当の仕事に参加させてもらうことになり、

今は学生で知識もない自分が参加させてもらっていいのか、

メンバーの方々と上手くやっていけるのかなど

今まで期待なんかされたことのない自分からしたら

すごく不安な気持ちでいっぱいです。

でも、

僕のせ いでこのプロジェクトがうまくいかなかったとか、

僕を入れない方が良かったとか

絶対に言われたくないし言わさせないためにも

今自分の持っている全身全霊の力をフル活用して

古川がいて良かったと思われる程の働きをすることで

セイワビルを行列の出来る住み家にしたいと思います。

そして、

僕の授業を受けてくれた学生には

普段授業を受けているだけでは

絶対に味わえない現場でしか分からないこと、

本当の現場に触れることで

リフォームの必要性、感じるものは絶対にあると思います。

それを、感じてもらい今後の学生生活に

役立ててもらえる授業を行なおうと思います。

そして、

ここでも参加学生の

人生という名の物語のターニングポイントとなるような授業を
行ないたいです。

そのためにも全力を尽くし頑張ります。



九産建物.jpg

九州産業大学 工学部 建築学科 4年 古川信一

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